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カードゲームにおける攻めのデッキと守りのデッキについて

警告!

この記事は月末レジェンドにギリギリで到達してるレベルの人が書いた記事です。

プレイングの部分とかは大目に見てあげて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさま、こんにちは。ふぁんだむです。

 

季節の変わり目で体調を崩して咳き込んでいました。アホでしかないですね。

 

 

それはそうと、皆さんは今何のデッキを使ってますか?

マーロックシャーマン?サイクロンメイジ?爆弾ウォリ?

ま、人によって使用するデッキは違うと思います。違わないとカードゲームって成立しないですからね。

最近は、いろんな人の配信で右の盤面を構築することに生きがいを覚えてきましたが、そんな中こんなことを聞きます。

 

「ランク5に行きたいんですけど何のデッキを使えばいいですか?」

 

よくある質問ランキング上位に食い込む味っ気のない質問ですね。 Kappa

これに対してサイクロンメイジとか、コントロールウォリとか言う人は冗談なのだろうと思って聞いてます。その質問をした人が【ただ悩みを聞いて欲しい系女子】なのであればそれでいいのでしょう。ですが、今回は相手が陰キャカードゲームジャパニーズオタク】なのを忘れないで下さい。

 

話が逸れたので戻します。この質問の答えは「コンセプトが分かりやすい攻めのデッキを使えばいい」です。

なぜ攻めのデッキであって守りのデッキじゃないのか、そこを解説できる範囲で書いていこうかなと思います。ここまで来てなんですが、ポケカのデッキを例えで出したりするので、HSしかやってねえ!ってオタクは、お帰りいただいても結構です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.攻めのデッキについて

 

カードーゲームオタク達ならこの手のデッキをアグロデッキと呼ぶでしょう。

そもそも、アグロとは何かですが、語源から辿ってみました。

 

 

アグロ(Aggro)とは、イギリス語で「攻撃性」を意味する俗語。 
開幕から積極的に攻め立てる様を「攻撃性」として表したのだろう。(アニオタWikiより引用 https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37593.html)
 
 
だそうです。アグレッシブ(Aggressive)の略語だなんて聞く人もいたでしょうが正直何でもいいです。言葉の通り攻撃することを得意としているデッキです。では、なぜこれがよくオススメされるのかを考えてみましょう。
 
ハースストーンは相手のライフを削りきれば勝ち。という至ってシンプルなゲームです。手札が35枚以上じゃなきゃダメとか、相手の山札を削りきってLO負けさせるとかそんなことは一切ありません。*1これを念頭に置いた上で考えると、一番速く勝利条件に直結したタイプという事。そして、1ゲームにおける試合時間が短いという事が分かります。さらには、攻めのデッキに共通しやすいのが、【勝利プランが一本に絞られている事】です。そうじゃないデッキもありますが、大体はさっき書いた内容で合ってるはず。勝利プランが絞られていると、触ったことがない人でも数回使えばどう回したらいいかがすぐに分かってきます。
いくつも勝利プランがあると、頭も盤面もぐちゃぐちゃした状態で勝ったり負けたりするため、なにが正しいか分からなくなるケースが多発。→理解度を上げるため、試合をこなす回数が増える→結局分からないままやめる
みたいな負のカードゲームスパイラルに陥る人もいます。なので、攻めのデッキをオススメする人が多いのはそういうことです。細かい知識はやりながらつけましょう。
 
次に守りのデッキを紹介します。
 
 
 
 
 

2.守りのデッキについて

 
今度は、守りのデッキと聞くとコントロールやOTKという単語が思い浮かぶのではないでしょうか。さっきと同じ要領で語源を辿りましょう。
 
ライフを削る早さよりも、この妨害要素を重視したデッキ=相手を束縛し行動をコントロールするという意味でコントロールデッキと呼ばれる。(アニオタWikiより引用 https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/37593.html)
 
だってさ。上記の記事が簡単に説明してくれたので助かりました。 BloodTrail
ハースストーンだと、ウォリアーやシャーマン辺りがそれに近い事をしてますね。キーカードを挙げるならば、【乱闘】【シールドスラム】【ハガサの計略】【呪術】です。ここら辺を使いながら相手をいなして、そのままコンシさせるか、コストの重いミニオンで試合を決めるかのどっちかで勝つのが一般的です。
ここでちょっと考えてみて下さい。「相手の束縛し行動をコントロールする」ってさっき書いてありましたが、これを達成するために必要な事ってなんでしょうか?まずは、相手のやりたい動きを知るって事なんじゃないかなと考えてます。例えば、相手はトークドルイド、このゲーム中に向こうのやりたいことはなんだろう?って考えてみて下さい。挙げられるのは以下の点。
 
【狐火の森】から【森の魂】で盤面を作ってイージーWINをする
【チョッキンガー】【自己増殖型メナス】を使って序盤から崩されにくい盤面を作る
【森の助け】で終盤付近の展開を疎かにしない。
 
ここが分かってると分かってないで天と地の差ぐらいあります。特に一番上の所が分かってると自動的に軽めのAOEを1枚キープしていると思います。さらに、1ターン目から展開されるのと分かってる人は【エターニウムローバー】もキープしているでしょう。
 
次に必要な事は、リソースの管理です。相手(トークンドル)が先攻4ターン目に【狐火の森】を使い、1/1を6体展開してエンドしました。返しのターンに自分(爆弾ウォリ)が【出陣の道】を安易に切ってしまうと、後半に使用された【森の魂】が返しにくくなります。なので、【ダイノマティック】で返したり、序盤に【エターニウムローバー】などを展開しておくと除去札を温存できたりします。さじ加減とかは実戦で覚えていくしかないのでそこは頑張りましょう。
 
最後に必要なのは現環境の把握です。「今のウォリアーは後攻1ターン目の【アングラ・アングラー】をほぼ処理できないからコイン→アングラーから動こう」など、相手の苦手な動きが分かっているとするっと勝てたりします。これは、守りのデッキを使う側なら、なおさら理解しなくてはいけません。最悪、相手デッキの強いカードだけでも把握しておくことが大事です。
 
と、まあこんな感じで相手のやりたいことに対して回答をそろえておくのが守りのデッキに求められている部分です。初心者に勧められなかったりする理由は、さっきみたいに相手のやりたいことを知る必要があるからです。カードゲーム始めたての人に「このデッキのやりたいことは?」ってドヤ顔+腕組みしながら聞いても「知らねーよ」で終わります。知らねーよの精神で守りのデッキを使っても上手くはならないので、まずは攻めのデッキを握らせましょう。その方が初心者も気持ちよくプレイできるはず。
それでも、守りのデッキを使いたいなら止めはしません。たくさん負けて強くなって下さい。
 
 
 
 

2-1.ポケカにこんなデッキがあるよ

 
話は大きく替わりますが、ポケカカエループという守りのデッキがあります。急にハースの話から替えやがってなんなんだと思った人は飛ばして下さい。このデッキは、当時の環境を知り尽くし、Teir1,2デッキの動きを的確に理解した上で使っているデッキなんです。動画リンクを張っておくので、気になる方は見て下さい。ポケカのルールが分からない人は調べろ。
 

世界チャンプのヤバすぎるゲッコウガ!!チャンピオンズリーグ2019新潟【とーしん・ポケカ対戦動画SM】 - YouTube

 

自分もこのデッキを結構使ってきましたが、未だに正解の動きが分かっていないくらい難しいです。でも、このデッキ実は勝利プランが一本しかない特殊なデッキなんです。この記事でちょっと解説します。

まずこのデッキのコンセプトですが、ゲッコウガGXのおぼろぎりをひたすら使って勝つ」です。

f:id:fundamstone:20190628023624j:plain ニンポ!ニンポ!

 

このカードに注目するとこんな一文があります。「のぞむなら、このポケモンと、ついている全てのカードを、自分の山札に戻して切る」これは・・・ループの臭いがするぜ!って気づいた人*2がいました。実際に動画で見ると分かりますが、攻撃して山に帰って、攻撃して山に帰って・・・と永久にループができます。5、6回くらい繰り返してると勝ってたりします。ループに入るまでが大変なのですが、その準備段階として山札を引き切ろうとしていることが分かります。使用者いわく、「いっぱいドローすると強い」だそうです。

真面目に解説すると、最終的にデッキをゲッコウガGXと進化元のケロマツ、そして攻撃するための超ブーストエネルギーのみにしたいんです。そのためにラグラージのパワードローで3枚ずつデッキを引く必要があります。途中でデッキが無くなりますが、そのタイミングでゲッコウガGXのおぼろぎりを使っていくって感じです。

ただ、ここまで大がかりなことをしようとすると、当然のように相手からボコボコにされます。ですが、このデッキは当時の環境で、2進化をワンパンできるやつが限られているんじゃないかと読み切って登場しました。これが功を奏し、ベスト32に入賞したそうです。さすが忍者、汚い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3.終わりに

 

なんか話がよく分からない方向にズレましたが、何が言いたいかというと、

「路頭に迷ったカードゲーマーには難しい守りのデッキよりも、コンセプトが分かりやすい攻めのデッキがオススメできる」って事です。

自分の周りで似たような悩みを聞いたらこの記事でも投げてやって下さい。あ、責任は負いかねます。

 

みなさんも良きカードゲームライフを。

 

 

 

 

さようなら。

*1:気になった人は 「ポケカ HAND」や「ポケカ LO」で検索してみましょう

*2:これがとーしんさんです。ハースストーンもやってたとのこと。